米国のIT(情報技術)企業大手4社の頭文字
- グーグル(Google*:検索エンジンの運営など)
- アップル(Apple:iPhoneなどのデジタルデバイスの開発など)
- フェイスブック(Facebook:交流サイト(SNS)の運営など)
- アマゾン・ドット・コム(Amazon:ネット通販サイトの運営など)
目次
GAFAが注目されている理由
世界最大級のプラットフォームを持っている
1つ目は、GAFAが世界最大級のプラットフォームを持っているから。
検索エンジンやSNS、ショッピングサイトなど、それぞれの企業が持つプラットフォームから入手した顧客情報は、独自に分析することで市場のニーズとして把握できるようになります。その結果、ユーザーのニーズにあわせて新たなサービスを展開できるようになるため、より効率的に収益を上げられるのです。
企業としての時価総額が圧倒的
2つ目は、企業としての時価総額が圧倒的であること。
2020年2月の時点で、GAFAの時価総額は約3.9兆ドル(約430兆円)で、これは東京証券取引所1部上場企業全体の約7割を占めることになり、この4社だけでいかに大きな時価総額になっているかがイメージできるでしょう。
世界各地でデジタル化が進んでいるため、今後GAFAはさらなる成長を続けると予想されています。
社会で需要の高いインフラとなっている
3つ目は、社会で需要の高いインフラとなっていること。
GAFAはアメリカの企業であるにも関わらず、世界中の人々の生活を支えるインフラとして機能しています。例えば商品やサービスの購入、コンテンツの消費やコミュニケーションなど、日常生活のあらゆる場面でGAFAのサービスが利用されているのです。
今後もこれらのサービスを活用して、便利で快適な生活を維持しようと考える人は増えるでしょう。
ニューヨーク株式市場においてはこの4社で株式時価総額ランクの上位を占めています。
最後に
近年の急速なテクノロジーの進化に伴い、GAFAに代表されるような米国のIT関連の大手企業は大きく成長し、影響力を拡大してきました。規制についての議論もありますが、これらの企業が今後も世界のビジネス動向を左右する重要な企業であり続ける可能性は十分あると考えます
by 稲山陽人
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