日本と海外では文化の違いがたくさんあります。生まれたときから日本にいて「あたりまえ」だと思っていたことが海外では通用しなかったり、逆に海外で「あたりまえ」のことが日本人にとっては驚くようなことだったり…。様々な国の文化の違いを知ることは、面白いですし勉強にもなります。
今回は知っておくと便利な日本と異なるアメリカの文化について紹介します。アメリカへ渡航する前には、ぜひチェックしてみてください!
生活編
チップを払う
アメリカにはサービスを受けた際に、チップを支払う習慣があることが知られていますが、これはレストランやホテルに限った話ではありません。タクシーなどでもチップを支払うのがマナーです。チップの相場は、サービス料金の15%から20%程度です。
アメリカのドアは内開き!
アメリカでは泥棒が無理やり家に入ってこようとした時に、内側から全体重をかけて侵入を防ぐことができるよう、ドアが内開きになっている家がほとんどです!
一方、日本では外開きの家が多いですよね。その理由は、日本人は玄関で靴を脱ぐからです!日本の扉が内開きだと、玄関に置いてある靴がぐちゃぐちゃになってしまいます…。ただ、アメリカでも公共施設やホテルなどは外開きの扉が多いです。これは災害時に避難の邪魔にならないようにするためです。
細かいゴミの分別は必要ない!?
日本でゴミを捨てる際は、燃えるゴミやプラスチック、缶やビン、金属などなど…細かく分別をしてから捨てると思いますが、アメリカでは基本的にゴミの細かい分別は必要ありません。分別するのは、普通のゴミとリサイクルする資源ゴミだけ。決まった曜日に、家の前にゴミ収集用のカートを置いておくと、収集業者の方が回収しにきてくれます。
飲酒は21歳から
アメリカでは21歳から成人と見なされるため、飲酒ができるのは21歳以上からです。日本人を含むアジア系の人種は、白人よりも幼く見られることがあるため、アメリカで飲酒する際は身分証明書を持ち歩くようにしましょう。
支払いはクレジットカードが主流
アメリカでは、買い物やサービスを利用した際はクレジットカードで支払うのが一般的です。店舗によってはクレジットカードによる支払いしか受け付けていない場合もあるため、アメリカに行く際はクレジットカードの携行を忘れないようにしましょう。
食事編
食べ残しはお持ち帰りできる!
アメリカのレストランでは、サラダやパンが食べ放題のレストランが多くあります。その際に頼んだものを残してしまうことがあっても、箱をもらって持ち帰ることができるんです!アメリカの食事は日本人のイメージどおりボリューミーなものが多いですが、日本と違い持ち帰り文化が根付いているので安心して注文することができます!
お買い物&お金編
自由自在な返品制度
アメリカでは気に入らない物はなんでも返品ができるそうです!理由は問わず、また使用済みであろうとなかろうと返品に応じてくれることが多いため、「返品大国」としても知られています。日本人からしたら驚きですが、プレゼントでさえも返品することがあるそうです…!
アメリカ発祥のドライブスルー文化
アメリカでは1分もかからない距離でも車で移動する人が多いです。とにかく楽が好きなアメリカ人だからこそ、ドライブスルー文化が発達しています。車社会のアメリカは「ドライブスルー大国」と呼ばれるほどドライブスルーができるお店がたくさんあります。ポストや薬局、銀行のATMなどのドライブスルーもあります。
交通編
救急車は有料
日本では無料で救急車を呼べますが、アメリカでは救急車は有料です。地域によって料金に違いはありますが、数万円以上かかります。アメリカで救急車を利用すると、高額の費用がかかることは知っておくといいでしょう。
とっても便利なUberのタクシー
Uber(ウーバー)は一般の人が運転している車にお金を払って乗せてもらうシステムです。タクシーと違いアプリで配車し、支払いもアプリで行えるのでとても便利です!
日本ではタクシーに乗る時は手を挙げてタクシーを待つか、タクシー会社に電話しますが、アメリカではこのサイトをあたりまえに使用しているので、渡航前に調べておくのがオススメです。
実体験!オクラホマ州のレトロすぎるBUS!
頭上に1本の長いヒモが張られており、そのヒモを引っ張ると運転席の近くにあるベルが鳴り降車ボタンと同じ役割を果たします!なんともレトロなシステムのバスで驚きです。
皆さんはオクラホマ州をご存じでしょうか?アメリカのほぼ真ん中に位置するオクラホマ州はアメリカ先住民の人口がアメリカ最大となっているため、他の州にはない様々な文化を感じることができます。また、自然豊かでのんびりとした雰囲気を味わうことができるので、アメリカに渡航した際はぜひ訪れてみてください。
まとめ
日本と違うアメリカの文化はいかがでしたか?ここで上げたのはまだまだごく一部です。
海外には、現地で生活してみないと気づかないことが語学以外にもたくさんあります。小さな「気づき」が大きな「成長」へのカギになります。現地でしか味わえない留学の醍醐味をたくさん吸収してきてくださいね!
by 稲山陽人
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